監督
サブリナ・フィダウゴが監督した、開発の手に脅かされるコミュニティの存続を追ったドキュメンタリー。
ストーリー
リオ・デ・ジャネイロの山間部にあるアウト・ダ・ボア・ヴィスタの中でも、とりわけ豊かな自然が残るヴァーリ・エンカンタード(魅惑的な谷)と名づけられた地域。現在開発が進められ、何世代にもわたりこの地で生活を営んできたコミュニティが、今、消滅の危機にさらされている。この危機を多くの人に知ってもらおうと、2012年より音楽祭「フェスティヴァル・エンカンタード」が始まった。国際俳優としても活躍する歌手セウ・ジョルジや、ブラジルを代表するHipHopアーティストのひとり、クリオーロなど、フェスの趣旨に賛同したミュージシャンが集結。昔からの暮らし、培ってきた文化、この地でずっと暮らしてきた人々へのリスペクトを訴えていく。