監督、撮影、プロデューサー
「いのちの食べかた」のニコラウス・ゲイハルターが、4年の歳月を費やし、日本を含む世界70カ国以上に及ぶ廃墟の風景を独特の映像美で切り取ったドキュメンタリー。一切の説明を排した誰もいない廃墟の風景から、臨場感と不思議な生命力が伝わってくる。第66回ベルリン国際映画祭でフォーラム部門に出品された。
ストーリー
何の説明もなく、圧倒的な映像美の中に作り上げられた人物すら登場しない究極の世界観。高度成長期を支えたマンモス団地、子供たちの楽園だったテーマパーク、観客の拍手が反響した大劇場。人間がいなくなった後を緑が覆い、鳥が飛び、風が吹きすさぶ……。誰もいない廃墟の風景から、まるでその場にいるかのような臨場感と不思議な生命力が伝わってくる。私たちが見ている光景は過去の産物なのか?それともこれが未来の世界なのか?そもそも人類がこの地球に存在する意味とは何なのか?“棄てられた風景”が、今静かに語りかける……。
スタッフ
製作総指揮、プロデューサー
ミヒャエル・キッツベルガー
編集
ミヒャエル・パルム
録音
アレクサンダー・コーラー
音響デザイン
ペーター・クーティン
音響デザイン
フローリアン・キンドンリガー
プロダクションマネージャー
カタリーナ・ポッシュ
プロダクションマネージャー
フラヴィオ・マルチェッティ
プロダクションマネージャー
リクシー・フランク
プロデューサー
ウォルガング・ヴィダーホーファー
プロデューサー
マルクス・グラーザー
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]2016 Nikolaus Geyrhalter Filmproduktion GmbH
[c]キネマ旬報社