監督、撮影、編集
2001年1月26日、JR新大久保駅で起きた列車事故で亡くなった韓国人学生イ・スヒョンの意志を継いだ両親を中心に、日韓の国際交流の様子を追ったドキュメンタリー。第一章「I am a Bridge!」と第二章「足跡をたどって」の二部構成。監督&プロデュースは「アオギリにたくして」の中村柊斗&中村里美。
ストーリー
<第一章「I am a Bridge!」>“日韓のかけはし”になることが夢だった韓国人青年イ・スヒョン。2001年1月26日、JR新大久保駅で線路に転落した日本人を助けようとした日本語学校の学生イ・スヒョンが、日本人カメラマンと共にホームから飛び降り、列車に轢かれて3人とも帰らぬ人となった。息子の志を受け継いだイ・スヒョンの両親の活動を追うとともに、事故から16年を経た今、彼の精神が様々な形で引き継がれている様子を取材する。<第二章「足跡をたどって」>新大久保での事故から16年。イ・スヒョンの志に思いを馳せ、日韓関係をもう一度見つめ直そうという動きが若者たちの間で起こっている。釜山から来日した22名の大学生が、日本の若者や一般人と交流した1週間の旅に密着し、彼らの心の変化に迫っていく。