すべての原子力発電を停止し、自然エネルギーへの移行を推進する元弁護士・河合弘之が、環境学者・飯田哲也と共に世界の自然エネルギー事情を訪ね歩くドキュメンタリー。電力輸出が増大するドイツや米国防総省が進める自然エネルギー計画などが明らかに。エンディングテーマを「レヴェナント:蘇えりし者」の坂本龍一が手掛けている。
ストーリー
福島第一原発事故をきっかけに明らかにされた原発利権構造。しかし、日本政府は原子力発電の再開を諦めてはいない。すべての原発を止めようとする脱弁護士・河合弘之は、“原発をゼロにしても、自然エネルギーで地域も経済も再生できる”と信じ、世界の自然エネルギーの実情を知る旅に出た。同行するのは、反骨の環境学者・飯田哲也。ドイツ、デンマーク、中国、アメリカ……。電力輸出が増大するドイツ。米国防総省が進める自然エネルギー計画。原発推進国と思われていた中国の絶対的自然エネルギーの隆盛……。クリーンかつ安価なエネルギーで回り始めた世界の実情とは。