映像産業振興機構=VIPOが企画するndcj:若手映画作家育成プロジェクトの2016年版として製作された1本。少子高齢化が進む現代。静かに余生を送っていた80歳の老人・平沢常吉は、人情が希薄な世の中に憤りを覚え、世直しに立ち上がる。監督は、村川透、平山秀幸、佐藤純彌などの下で助監督を務めてきた吉野主。出演は「太秦ライムライト」の峰蘭太郎、「サバイバルファミリー」の田中要次。
ストーリー
少子高齢化に伴い、独居高齢者の増加が社会問題化している現代。80歳の平沢常吉も、身寄りがなく、年金と少ない預金で生活する老人の1人だった。もはや余生に意味を見出せず、波風を立てないように暮らす常吉は、老人ホームの友人たちと麻雀をすることが唯一の楽しみ。そんなある日、“他人にかまってると痛い目に合う”という友人の言葉を耳にして、人情が希薄な現代に強い憤りを覚える。その後、ひったくりの現場に遭遇した常吉は、傘の一撃で犯人を撃退。感謝されて自信を取り戻した常吉は、世間の悪を正すため、深夜のパトロールを始めるが……。
スタッフ
監督、脚本
吉野主
製作総指揮
松谷孝征
撮影
江崎朋生
音楽
稲岡宏哉
美術
西村貴志
編集
鈴木真一
衣裳
白井恵
ヘアメイク
高橋雅子
照明
三善章誉
録音
東凌太郎
装飾
佐藤孝之
助監督
長野晋也
制作担当
高見明夫
制作担当
根津文紀
プロデューサー
清水啓太郎
プロデューサー
東島真一郎
ラインプロデューサー
加藤賢治
記録
中田秀子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2017年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 特定非営利活動法人映像産業機構(VIPO)
- 初公開日
- 2017年3月11日
- 上映時間
- 30分
- 製作会社
- (制作プロダクション:松竹撮影所)
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