ノー・エスケープ 自由への国境|MOVIE WALKER PRESS
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ノー・エスケープ 自由への国境

2017年5月5日公開,88分
PG12
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アメリカとメキシコの国境地帯で何者かの襲撃に遭い、逃亡を余儀なくされるメキシコ人たちの姿を描くサバイバル・スリラー。『ゼロ・グラビティ』で父のアルフォンソ・キュアロンと共同脚本を手がけたホナス・キュアロンが監督に初挑戦。何者かに襲撃される主人公をガエル・ガルシア・ベルナルが演じる。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

アメリカにいる息子に会うため、車で米国に向かうモイセスだったが、エンジントラブルが発生し、アメリカとメキシコの国境地帯の砂漠を徒歩で行くことになる。同じく不法入国しようとする15人のメキシコ人と行動を共にするが、突然何者かが銃で彼らを襲撃。水もなく、武器もないモイセスたちは砂漠で必死の逃亡を始める。

作品データ

原題
DESIERTO
映倫区分
PG12
製作年
2015年
製作国
メキシコ フランス
配給
アスミック・エース
上映時間
88分

[c]2016 STX Financing, LLC. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.6
  • rikoriko2255

    みるみる

    4.0
    2019/5/8

    映画って最高のエンターテイメントであってすごく楽しいものだけどこういうテーマが出てくるとどう見ていいのか困る。自分は映画に入り込んじゃうタイプなので辛くてたまらなかった。米国での移民や国境に対する考えは到底日本人には分からない。不法入国は罪だけど人殺しはもっと罪だ。
    凄腕の狙撃者の正体も分からぬままだけど、彼の気持ちが分かる人が居るのだろうと思うとこわい。
    原題はスペイン語で「砂漠」だそうでラストのシーンでこんな所を進むのかと私は泣きたくなった。主人公にとってはあと少しあと少しの安堵の思いもあったのだろうか。その後彼はどうなるのだろうか。不法入国ではないが昨年の国境を目指しどんどん膨れ上がったキャラバンのニュースを思い出した。
    私はシェパードの訓練を長年やってきたが利口過ぎるのも困ったもんだ。劇中では悲惨な死に方をする。90分弱の作品だがこれで十分。これ以上は見てられないが見た方がいい映画だ。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2017/6/4

    米国の大統領がトランプになる前に製作されたのだが、日本でこの時期に上映って、なんてタイミング!
    人気のガエルを起用し、コンパクトにまとめた。

    違法に国境を越えようとするのだから簡単にはいかぬだろう。そもそも運搬する車がポンコツで必要最低限のみで行うってのがメキシカン?皆で荒野を超える際の行動や夜を明かした翌日も早々ではなく、考え方や時間のとらえ方がやはり想像するメキシカン…

    米人の考え方も一概に間違ってはいない。昔、夢を持ってアメリカへ移民たちがやって来た。しかし今
    は自国の悲惨さにもう暮らせない、そういうことがメインになってきた。それゆえ辿り着いた国の治安が下がったり、雇用が奪われるとか。意味が違うグローバルへ。受け入れ寛容ならどっと押し寄せるだろう。受け入れた国は混乱し、さらに荒れる。そりゃおもしろくないはず。

    改めて考えてしまう。他国に逃げる前にその国をどうにかしようとか思わぬのだろうか。

    映画ではオリンピックレベル?あるいは性能の良い銃のおかげ?何というヒットマン!プラス従順なシェパード。

    最後まで残酷にはならず、おおよその結末はわかっていたけれど、現実この問題、めでたしには到底たどり着けない。

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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    4.0
    2017/5/17

    【賛否両論チェック】
    賛:追う者と追われる者との緊迫な命のやり取りを、余計な演出を加えずにリアルに描いているのが印象的。最後までハラハラさせられる。
    否:雰囲気自体はかなり静かに淡々と進むので、人によっては眠くなるかも。

     イメージとしては、「ハンティング・パーク」をよりリアルにした感じでしょうか。家族のためにアメリカを目指す主人公を始め、様々な理由から越境を図ろうとする人々に対し、容赦なく銃弾を浴びせる狂信的な男。双方からの視点を淡々と描くことで、今まさに目の前にある恐怖を、肌で感じることが出来ます。
     変にBGMなんかで緊迫感を煽らないのも、よりリアルな空気を醸し出す良いアクセントになっています。逆に言うと、かなり静かな雰囲気で話が進むので、気をつけないと眠くなってしまうかも知れません。
     グロいシーンも結構ありますので、大丈夫であればチェックしてみて下さい。

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  • rikoriko2255

    3.0
    2017/5/7

    メキシコからアメリカへの不法入国の話ですが、製作はメキシコ・フランスなのね。
    狙撃者に何の権限があるのかは知りませんが、アメリカ国民としてメキシコからの移民を蔑んでいるのは分かります。
    すごく残忍。狂気です。
    灼熱の砂漠で。武器も移動手段も通信手段もない恐怖。
    そして、Greenroom でもそうでしたが。犬、怖い。猟犬は特に。
    祖父が猟友会の会長で猟犬飼っていましたが、お散歩にも連れて行けませんでした。

    久しぶりに頼もしく格好良い Gael Garcia Bernalを見たな♪

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    4.0
    2017/5/7

     トランプ大統領になって、何かと話題になっているアメリカとメキシコも国境(今回は砂漠でした)で、不法入国を試みた15人に謎の狙撃者が襲い掛かる恐怖と絶望を描いた本作。上映時間も1時間28分と短いこともあり、冒頭からいきなりの極限状態が続くため、かなり疲れました!

     監督は「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロンの息子のホナス・キュアロン。もちろんおやじさんも制作等関わっているので、面白くないわけがあれません。

     今年度のアカデミー賞外国映画賞のメキシコ代表ということも納得です!

     また、犬好きの私としては、狙撃手とコンビの犬の(たしか名前はトラッカーだったと・・・)が怖い犬の設定なのですが、とにかく賢くて賢くて、ある意味、人間と犬のコンビって最強だとあらためて痛感しました。

     後半は、やや尻つぼみ感は否めませんでしたが、最後までどうなるかわからない恐怖を誰もが感じられる映画だと思います。

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