タキシードにトップハット、目玉マスクがトレードマークのアーティスト集団、ザ・レジデンツを追ったドキュメンタリー。いまだ実像が明かされていない彼らの膨大なアーカイブ映像や関係者へのインタビュー、活動40周年を記念したツアーの模様からその謎に迫る。出演は、『ザ・シンプソンズ』の原作者マット・グレイニング、ロックバンド、プライマスのレス・クレイプール、「ファンタジア2000」のペン・ジレット、元トーキング・ヘッズのジェリー・ハリスン、漫画家のゲイリー・パンター、元DEVOのジェリー・キャサーレ。
ストーリー
1966年頃、アメリカ・ルイジアナ州で結成。74年にデビューアルバム『ミート・ザ・レジデンツ』をリリースしてから現在に至るまで40年以上に渡り活動を続けながらも、いまだ実像が明かされていないアーティスト集団、ザ・レジデンツ。音楽のみならず、巨大な目玉アイボールをはじめとした衣装、映画や映像の制作、レコードやCDのアートワーク、ライブでのパフォーマンス、そしてその活動全てにおいての匿名性を貫く存在自体がコンセプチュアル・アートのようでもあり、一部の映像作品はMoMAに収蔵されるなどその芸術性も高く評価されている。本作は、ザ・レジデンツの膨大なアーカイブ映像と関係者へのインタビュー、そして活動40周年を記念したツアーの模様を捉え、その謎に迫っていく。