監督
製作(2015年)から10年後の香港を見据えた短篇「エキストラ」「冬のセミ」「方言」「焼身自殺者」「地元産の卵」の5篇から成るオムニバス映画。中国返還後、一国二制度下で揺れ続ける香港が内包する問題を浮き彫りにする。劇場公開に先駆け、第11回大阪アジアン映画祭内の特集企画Special Focus on Hong Kong 2016にて上映された(上映日:2016年3月10日、13日)。
ストーリー
「エキストラ」:労働節 (メーデ)の集会会場のある一室。2人の男が銃で 来場者を脅そうと密かに準備を進めている……。「冬のセミ」:壊れた建物の壁、街に残された日用品など、黙示録の中の世界になったような香港 で、 一組の男女が標本を作製している……。「方言」:タクシー運転手に普通話の試験が課せられ、受からないと香港で仕事ができる場所に制限がかるようになる……。「焼身自殺者」:ある早朝、英国領事館前で焼身自殺があった。見元もわからず遺書もない。一体誰 が何のため に行ったのか!?……。「地元産の卵」:香港最後の養鶏場が閉鎖された。“地元産”と書かれた卵を売るサムは、良くないリストに入っている言葉だと注意を受ける……。
スタッフ
監督、脚本
ウォン・フェイパン
監督、脚本
ジェヴォンズ・アウ
監督、脚本
キウィ・チョウ
監督、脚本、プロデューサー
ン・ガーリョン
脚本
リョン・プイプイ
脚本
フェーン・チョン
脚本
ウォン・チン
脚本
ホー・フンルン
脚本
チュン・ツイイー
脚本
ルル・ヤン
脚本
ウォン・チン
エグゼクティブプロデューサー
アンドリュー・チョイ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- 十年
- 製作年
- 2015年
- 製作国
- 香港
- 配給
- スノーフレイク
- 初公開日
- 2017年7月22日
- 上映時間
- 108分
[c]キネマ旬報社