ロドリゴ・デ・ラ・セルナ
Jorge Mario Bergoglio
第266代ローマ法王フランシスコの激動の人生を事実に基づき映画化。ブエノスアイレスでイタリア移民の子として生まれたベルゴリオは、20歳のときイエズス会に入会。35歳の若さでアルゼンチン管区長に任命されるが、軍事独裁政権の足音が近づいていた。監督・原案・脚本は、「我らの生活」のダニエーレ・ルケッティ。出演は、「モーターサイクル・ダイアリーズ」のロドリゴ・デ・ラ・セルナ、「グロリアの青春」のセルヒオ・エルナンデス。
ベルゴリオ(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)はコンクラーベ(法王選挙)のために訪れたバチカンで、自身の半生を振り返る。1938 年、ブエノスアイレスでイタリア移民の子として生まれたホルヘ・マリオ・ベルゴリオは、大学で化学を学んでいた20 歳のとき、神に仕えることが自分の道と確信し、イエズス会に入会する。神学を学び始めると瞬く間にその指導力が認められ、35歳の若さでアルゼンチン管区長に任命される。次第に軍の圧力が強まり、恐怖政治の足音が近づいてくるなか、ベルゴリオは弱きもの、民衆に寄り添い続けた。
[c]TAODUE SRL 2015
[c]キネマ旬報社