1960~90年代、現代社会を政治的・批評的視点から見つめ続けた映画作家ロバート・クレイマーが89年に発表した作品。カナダからフロリダに至るハイウェイ・ルート1を辿る旅に出たクレイマーのカメラは、現代アメリカの世相を切り取ってゆく……。山形国際ドキュメンタリー映画祭で再優秀賞を受賞し、クレイマーの最高傑作とも評される。
ストーリー
ロバート・クレイマーは、10年ぶりに故郷アメリカに戻ったドク(ポール・マクアイザック)と共に、カナダからフロリダに至るハイウェイ、ルート1を辿る旅に出る。フィクションともドキュメンタリーともつかない映像の中、カメラは現代アメリカの世相を鋭く切り取ってゆく……。