「縄文号とパクール号の航海」の水本博之監督による短編アニメーション映画。長崎県出津教会のシスターに子供時代や原爆の記憶を話してもらい、その様子を4000枚の写真に印刷。それを長崎県大村市の人々がなぞって描き、1本のアニメーションに仕上げた。
ストーリー
幼少の頃から修道女として女部屋に入り、信仰とともに暮らしてきた長崎県出津教会の95歳のシスター・橋口ハセさん。彼女に貧しい子供時代や、原爆の救援に駆けつけたことなど、現代の生活からは想像しづらい体験をカメラの前で話してもらい、その様子を4000枚の写真に印刷した。それを長崎県大村市の人々になぞって描いてもらい、さらにそれを撮影して、インタビューをみんなでアニメーションにした。1000人以上の力を借りて、1人のシスターの95年を浮かび上がらせていく。