上方落語界の重鎮・四代目桂福団治に密着したドキュメンタリー。声帯ポリープを患うなど紆余曲折を経て、名を馳せることより芸を追究する道を選び、その人格と落語の腕前は多くの落語家が一目を置く福団治。人情噺を得意とし人情に生きる彼の姿を追っていく。監督は、福岡県八女市の町並み保存活動を記録した「まちや紳士録」の伊藤有紀。2016年11月5日からの福岡県での公開を皮切りに、各地で順次上映。
ストーリー
50年以上にわたり噺家人生を歩んできた上方落語界の重鎮・四代目桂福団治。声帯ポリープを患い声が出せなくなった時期や不幸を経て、名を馳せることよりも落語という芸そのものと向き合い邁進してきた。人情噺を得意とし人情に生きる福団治の私生活に約3年間密着、彼の生き様に迫る。