ミレーヌ・マッケイ
Nelly
フランス文壇に衝撃を与えたカナダ人女性作家ネリー・アルカンの伝記ドラマ。高級エスコートガールだった自らの過去をモデルにした自伝的小説でデビューしたネリーは、一大センセーションを巻き起こす。しかし、自ら生み出した分身たちによって蝕まれていく。監督・脚本は、「ある夜のセックスのこと モントリオール、27時」のアンヌ・エモン。DVDタイトル「ネリー 世界と寝た女」。
ネリー(マイリーン・マッケイ)は高級エスコートガールだった自らの過去をモデルに、美しくも残酷なエロスを描いた小説でデビューし、一大センセーションを巻き起こす。やがて、自伝的小説のヒロインが“性”に翻弄され、小説家として自らの“生”に苦悩するはざまで、男たちを虜にするエスコートガール、刹那的に愛を求めるジャンキー、社交界で注目を集めるセクシーアイコンという自ら生み出した分身たちによって、彼女自身が蝕まれていく……。