映像作家のオオタヴィンが、日本の伝統的な食養生や医食同源に基づいた食育をする福岡市の高取保育園を追ったドキュメンタリー。子どもたち自身が味噌を作り玄米和食の給食を続ける園の姿勢を通し、昔ながらの子育てに秘められた豊潤な精神文化を取り上げる。「僕だけがいない街」の石田ゆり子がナレーションを担当。「はなちゃんのみそ汁」の原作者で娘が同保育園卒園生である安武信吾がプロデューサーを務める。2016年6月19日の福岡での上映会を皮切りに、各地で上映。2017年10月7日より、追加撮影された劇場版が公開。
ストーリー
日本の伝統的な食養生や医食同源に基づき、玄米やみそ汁、納豆、旬の野菜を使った和食給食スタイルを続ける福岡市の高取保育園。ここでは、園児たち自ら毎月100キロ味噌を仕込み、梅ぼし、沢庵、高菜漬けなども手作りしている。玄米、手づくり味噌を中心とした同園の食育は、教育視察を通して日本中に広まった。カメラは2015年夏から2016年春まで高取保育園に密着。発酵学の第一人者である東京農業大学名誉教授・小泉武夫の解説を織り交ぜながら、子どもたちの質実な佇まいや昔ながらの子育てに秘められた豊潤な精神文化を取り上げる。
スタッフ
監督、脚本、編集
オオタヴィン
ナレーター
石田ゆり子
音楽
相澤洋正
音楽
ウォン・ウィンツァン
音楽
真砂秀朗
音楽
安武千恵&hanauta
プロデューサー
安武信吾
挿入歌
小室等
エンディングテーマ