三浦貴大
高野雅哉
自立した日常生活が送れるよう患者をサポートするリハビリの専門職・理学療法士を主人公にしたヒューマンドラマ。理学療法士の雅哉が勤務する病院に、疎遠だった父・稔が脳腫瘍を患い入院してくる。日に日に弱っていく父の姿に、雅哉は無力感に苛まれるが……。元理学療法士という異色の経歴を持つ榊原有佑監督が、実体験を基に撮り上げた。出演は「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の三浦貴大、TV『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』の白石聖、「密偵」の鶴見辰吾、「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」の阿部進之介、「トリガール!」の前原滉、「忘れないと誓ったぼくがいた」の池端レイナ、「太秦ライムライト」の福本清三。脚本は、榊原有佑と「古都(2016)」の眞武泰徳。音楽をジャズピアニストの魚返明未が担当する。
真面目な性格で、献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉(三浦貴大)。幼い頃に母親・絵里を亡くし、公立中学校の教員で父親の稔(鶴見辰吾)、高校生の妹・遥(白石聖)とは、離れて暮らしている。ある日、雅哉が働く病院にしばらく会っていなかった父・稔が脳腫瘍を患い入院してくる。日に日に弱っていく稔の姿、さらに担当患者の病状悪化など理学療法士として何が出来るのか自問自答の毎日を過ごすなか、雅哉は無力感に苛まれてゆく。そんな折、ラグビーの試合中にケガをした入院患者・藤村孝志(阿部進之介)を担当することになった雅哉。藤村は、元ラグビー日本代表選手で頸髄損傷を患い、もう二度と自分の足で歩けないと知りながらも懸命にリハビリに取り組んでいた。そんな彼の姿に感化され、徐々に仕事への熱意を取り戻していく雅哉だったが……。
監督、脚本、原案、編集
脚本
撮影
音楽
美術
スタイリスト
ヘアメイク
録音
プロデューサー
プロデューサー
アソシエイトプロデューサー
ラインプロデューサー
ラインプロデューサー
キャスティング
[c]映画「栞」製作委員会
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