ジョイス・ディドナート
サンドリヨン/リュセット
NYメトロポリタン歌劇場のオペラ公演を映画館で上映するシリーズ2017-18シーズンの1本。リュセットは継母にこき使われ、台所で灰まみれでいるため“サンドリヨン(灰かぶり)”と呼ばれている。継母の娘たちは、王子が花嫁を選ぶ舞踏会へ出かける。J・マスネがオペラ化したペローの童話を、METで『マノン』を手掛けた名匠L・ペリーが演出。
リュセット(ジョイス・ディドナート)の父パンドルフォ(ロラン・ナウリ)は、アルティエール伯爵夫人(ステファニー・ブライズ)と再婚する。リュセットは継母にこき使われ、台所で灰にまみれているので“灰かぶり=サンドリヨン”と呼ばれている。伯爵夫人の2人の娘は、王子シャルマン(アリス・クート)が花嫁を選ぶ舞踏会へ出かける。リュセットが彼女たちを羨ましく見送ると、妖精(キャスリーン・キム)が現れる。妖精はリュセットを着飾らせ、ガラスの靴を履かせて舞踏会へ送り出す。王子とリュセットは一目で恋に落ちるが、リュセットは真夜中には帰らなければならなかった。リュセットが後ろ髪を引かれながら家に戻ると、舞踏会から憤慨して戻ってきた継母と娘たちがいた……。