アウグスト・ディール
Karl Marx
若き頃のカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの活躍を描く伝記映画。その過激な言動によりドイツを追われた26歳のマルクスは、パリで労働階級について研究するエンゲルスと出会う。2人は政治的暴動や動乱をかいくぐり、新しい労働運動を生み出す。監督は、「ルムンバの叫び」のラウル・ペック。出演は、「汚れたダイヤモンド」のアウグスト・ディール。
26歳のカール・マルクス(アウグスト・ディール)はその過激な言動によりドイツ政府から妻と共に国を追われ、フランスに辿りつく。パリで出会った若きフリードリヒ・エンゲルス(シュテファン・コナルスケ)はマンチェスターの紡績工場のオーナーの子息で、イギリスのプロレタリアート(労働階級)について研究していた。階級も生まれも違う2人の出会いによって、マルクスが構築しつつあった新世界のビジョンが完成する。それまでの労働運動は単発的で組織化もされていなかったが、マルクスとエンゲルスは政治的暴動や動乱をかいくぐり、まったく新しい労働運動の誕生を牽引していく。この運動は、ルネッサンス以来の、世界で最も完成された社会変動へと成長していく……。
Karl Marx
Friedrich Engels
Jenny von Westphalen-Marx
Mary Burns
Pierre-Joseph Proudhon