海の産屋 雄勝法印神楽:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
海の産屋 雄勝法印神楽
海の産屋 雄勝法印神楽
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海の産屋 雄勝法印神楽

2018年1月2日公開、75分、ドキュメンタリー/アート
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東日本大震災の大津波のあと、人々を勇気づけ絆を取り結ぶ芸能の底力を映し出すドキュメンタリー。生活の再建とともに祭りの復興に乗り出す宮城県石巻市立浜の漁師たち。流出した神楽面と祭具を作り直し、海辺に舞台を建て、やがて再起を告げる祭りの音が響く。ナレーションを「半落ち」「博士の愛した数式」の寺尾聰が担当。監督は「ほかいびと 伊那の井月」の北村皆雄と、NHK『にっぽん百名山』などを手がけた戸谷健吾。プロデューサーは「星くず兄弟の伝説」の手塚眞と、「ほかいびと 伊那の井月」の三浦庸子。『交叉する震災と芸能』2部作の第1弾。

ストーリー

宮城県雄勝半島、石巻市の漁村・立浜は、東日本大震災の大津波で46軒中1戸だけを残し被災。1年後、その絶望の淵から立ち上がったのは、村に残ることを決めた12人の漁師たちであった。「いっさい、いっさい、海を恨んでいねぇ」と、男たちは生活の再建とともに祭りの復興に乗り出す。600年続く「雄勝法印神楽」は、修験者がもたらしたと伝えられる国指定無形文化財である貴重な文化遺産。流出した一切の神楽面と祭具を作り直し、何もない海辺の居住地跡に柱を立て、舞台を作る。神楽に憑かれて“好き神”を自称する漁師が祈りの神楽を舞い、笛と二人の太鼓打ちが息を合わせ600年前と変わらぬリズムを打つ。産屋の庭は神楽が舞い遊び、笛・太鼓の音が、命の誕生を告げる産声のように響く。海辺に立てられた舞台は新しい命を再生し、力強く鼓動させてくれる産屋となった……。

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作品データ

製作年
2017年
製作国
日本
配給
ヴィジュアルフォークロア
初公開日
2018年1月2日
上映時間
75分
製作会社
ヴィジュアルフォークロア=ネオンテトラ
ジャンル
ドキュメンタリーアート


[c]キネマ旬報社