青春がテーマのオムニバス・シリーズ第3弾。お笑いコンビが実演販売を行う「がむしゃらソールド・アウト」、友情とは何かを問う「500円の後悔」、大金を手にした男たちの顛末を映す「ポケットの中のビスケット」、密室サスペンス「パンドラノート」の4篇を上映。監督は「喧嘩番長」シリーズの東海林毅、「サマーソング」の中前勇児、「青春ディスカバリーフィルム なんだって青春編」の小泉剛、TV『恋がヘタでも生きてます』の渋谷英史。出演は「トリノコシティ」の高崎翔太、「教科書にないッ!」シリーズの馬場良馬、『ドラマ 弱虫ペダル』の植田圭輔、「普通じゃない職業」の富田翔。
ストーリー
<がむしゃらソールド・アウト>夏目(高崎翔太)と秋田(足立英昭)は“春夏秋冬”というコンビを組んで8年目の崖っぷちお笑い芸人。ある日、所属事務所から営業の仕事をふられ、意気揚々と現場に向かうが、仕事はお笑いのステージではなく実演販売だった。事態がのみこめず困惑する二人は、マネージャーの小杉(中村龍介)に電話するも繋がらない。仕方なく二人はバイトと割り切り、洗剤の“シュワクリーン”の実演販売を始めるのだが……。<500円の後悔>中川ひろき(馬場良馬)と神崎ゆうすけ(玉城裕規)は、デザイン事務所に勤務する同僚で親友。仕事でもチームで動くことが多く、大きな仕事も二人で勝ち取ってきた。だがある時から、ゆうすけの付き合いが悪くなり、彼女とも別れたらしいと同僚の田中(根本正勝)から知らされる中川。会社では明るく振る舞っているゆうすけだが、確実に中川と距離を取っている様子だった。そんなある日、ゆうすけから「理由を聞かずに10万円貸して欲しい」と頼まれた中川は親友として、快く10万円を渡すのだが……。<ポケットの中のビスケット>酔いつぶれて寝てしまった高橋(植田圭輔)と佐々木(丸山敦史)が朝、目覚めるとそこには覚えのない札束の山が。その金額800万。一瞬、金持ちになったと喜ぶ二人だったが、テレビに映し出された近所の宝石店での強盗事件のニュースに愕然とする。悩んだ二人が出した結論は、そのお金を使い切ってしまおうというハチャメチャなものだった。やがて、バイト先の田中(寺山武志)を巻き込みながら豪遊を始める二人であったが……。<パンドラノート>スランプに陥った人気漫画家・増島高志(富田翔)のもとに新しい担当編集者・小宮朋広(平牧仁)が、次回作用の爆弾の資料とファンから届いたファンレターを持ってやってくる。小宮は以前から増島のファンだという事を告げ、目を輝かせて増島の仕事部屋を見まわすが、その様子に増島はイライラを募らせる。小宮を追い返そうとする増島だったが、ファンレターの中に田中美菜子という人物から届いた脅迫めいた手紙を見つけ、小宮を呼び止める。その手紙には、増島の家に爆弾を仕掛けたと書かれていた……。
キャスト
スタッフ
監督、脚本
東海林毅
監督、脚本
中前勇児
監督、プロデューサー
小泉剛
監督、脚本
渋谷英史
脚本
高崎翔太
脚本
杉山桃子
製作
宇都木基至
撮影
倉本和人
撮影
田宮健彦
撮影
根岸憲一
音楽
住井玲
美術
羽賀香織
美術
小林大輔
衣装
Kazu
メイク
東村忠明
ヘアメイク
青山亜耶
ヘアメイク
本間有香
照明
淡路俊之
録音
春本一大
録音
大塚学
録音
日下部雅也
録音
田中秀樹
装飾
高橋寛
助監督
飯塚アーロン
助監督
中田博之
制作担当、制作
白善哲
プロデューサー
斉藤三保
撮影助手、照明助手
佐久間栄一
撮影助手
江尻大
撮影助手
高瀬大輔
漫画監修・劇中イラスト
浜田翔子
録音助手
立本小桃
スチール
中居挙子
制作、制作応援、協力
山本成美
制作応援
石塚洋平
制作応援
栗原健一
協力
小澤奈都子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]2017トキメディアワークス
[c]キネマ旬報社