「袴田巖 夢の間の世の中」の金聖雄が、冤罪被害者たちの出所後の姿に迫ったドキュメンタリー。“足利事件”の菅家利和氏の釈放をきっかけに、互いを支え合うようになった冤罪被害者たち。同じ“殺人犯”の濡れ衣を着せられた彼らの人生と友情に迫る。他に布川事件の桜井昌司氏、狭山事件の石川一雄氏、袴田事件の袴田巖氏などが出演。
ストーリー
横のつながりがほとんどなかった冤罪被害者たちは、“足利事件”の菅家利和氏の釈放をきっかけに、同じ痛みを抱える者として互いを支え合うようになった。自分たちを“獄友(ごくとも)”と呼び、獄中での野球や毎日の食事、仕事のことを懐かしそうに語り、笑い飛ばす。そこには同じ“殺人犯”の濡れ衣を着せられた冤罪被害者だからこそ分かり合える時間があった。そしてなぜ彼らは自白したのか。獄中で何があったのか。シャバに出てからのそれぞれの人生と友情を追う。