シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)の助成で製作された藤村明世監督による長編デビュー作。東京で女優を目指す28歳の絵梨子。ある日、姉の訃報を受け和歌山へ帰郷した彼女は、疎遠だった姉の仕事が葬儀で参列者の涙を誘う“泣き屋”であったことを知る。出演は「イノセント 15」の久保陽香、「光(2017・日・大森立嗣監督)」の岡田篤哉、「ねこにみかん」の辰寿広美。撮影は「ウォーターボーイズ」「母 小林多喜二の母の物語」の長田勇市。
ストーリー
周囲には“女優”として見栄を張りながらも、鳴かず飛ばずな毎日を東京で過ごす28歳の吉岡絵梨子(久保陽香)。ある日、姉・由紀子の訃報を受け、和歌山へ帰郷した絵梨子は、18歳で上京して以来疎遠だった姉が葬儀で参列者の涙を誘う“泣き屋”の仕事をしていたことを知る。絵梨子は姉が女手一つで育てていた10歳の息子・和馬を引き取ることになり、女優ならば簡単にできるだろうと“泣き屋”を始めることに。だが絵梨子は、死ぬ時まで見栄を張るこの仕事の大義を理解できずにいた……。
スタッフ
監督、脚本
藤村明世
撮影
長田勇市
音楽
佐藤太樹
音楽
大石峰生
音楽
伊藤智恵
美術
塩川節子
編集、助監督
磯部鉄平
衣装、ヘアメイク
霜野由佳
録音、整音
杉本崇志
助監督
永井和男
プロデューサー
今井太郎
小道具
加賀谷静
キービジュアル撮影
山田星太郎
制作
山口理沙
制作
水取拓也
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]Akiyo Fujimura
[c]キネマ旬報社