小島藤子
桜本町ユカ
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で注目された小島藤子主演によるコメディー。30年前、伝説の音楽オーディション番組に出場した熊田。気づけば風采の上がらない中年男になっていた彼は、ある日、シンガーソングライターを夢見てアイドル活動を行うユカに出会う。俳優、プロデューサーとして活躍する桐生コウジが自身の体験を基に映画化。脚本・監督を務め、劇中では熊田を演じる。共演は『いけない!ルナ先生』シリーズの深澤大河、「川の底からこんにちは」のしのへけい子、「あぶない刑事」シリーズのベンガル。撮影を「ディストラクション・ベイビーズ」の佐々木靖之、音楽を「ディアーディアー」の岡田拓郎が手がける。2018年4月7日、『第32回高崎映画祭』にて特別先行上映。
30年前、ロックバンド『馬の骨』のボーカリストとして伝説の音楽オーディション番組『イカ天』に出場した熊田(桐生コウジ)。注目を浴びたのも束の間、いつしか時はすぎ、気づけば風采の上がらない中年男になっていた。工事作業員として働く熊田は、ある日、現場で遠藤(大和田健介)とトラブルを起こし解雇されてしまう。社員寮から追い出された熊田は、家賃1万5千円の格安シェアハウス「木田ハウス」に転がり込む。そこには、ヲタク大学生の垣内(深澤大河)やキノコ狩りが趣味の宝部(ベンガル)ら曰くありげな面々に加え、アイドルのユカ(小島藤子)も住んでいた。住人たちから職業を問われた熊田は、つい「音楽関係」と口走ってしまう。アイドルを卒業し密かにシンガーソングライターを志していたユカは、熊田へアプローチするが、やがて、熊田の正体が発覚。夢を途中で投げ出し、その後30年近く後悔ばかり抱いて暮らしてきた熊田は、一途に夢を追い続けるユカとの出会いによって、自分も青春の後悔にケリをつけようと再起を図る……。
桜本町ユカ
垣内竜二
木田百子
室田
荻野
伊賀
相沢
聡子
遠藤
稲森タミコ
水島エリ
森脇ミサキ
萩原健太(本人)
石川浩司(本人)
宝部郁雄
熊田美津夫
監督、脚本
脚本
脚本
撮影
音楽
音楽協力
美術
編集
スタイリスト
ヘアメイク
照明
録音
音響効果、整音
助監督
監督補
制作担当
題字
[c] 2018 オフィス桐生
[c]キネマ旬報社