監督
太平洋戦争末期に群馬県中央部(旧・群馬町)に急造され特攻訓練や飛行機の製造に使われた陸軍前橋飛行場に焦点を当てたドキュメンタリー。飛行場や隊員ら当時を知る人々の証言を収録、国内外の映像を交え、わずか1年だけ稼働した飛行場の歴史を記録する。「プッチーニに挑む―岡村喬生のオペラ人生」など数々のドキュメンタリーを手がけた飯塚俊男監督が、故郷・群馬県で戦中に何があったか後世に伝えるため、『陸軍前橋飛行場と戦時下に生きた青少年の体験記』(著:鈴木越夫)をもとに本作を制作。2018年8月4日より前橋シネマハウスを皮切りに各地で上映。
ストーリー
太平洋戦争のさなかに群馬県中央部(旧・群馬町)に急造され、特攻隊の訓練や飛行機の製造に使われた陸軍前橋飛行場。敗戦で廃止され稼働はわずか1年間のみだったが、多くの若者たちが飛び立ち命を失った。本作では戦中に父・住谷修が克明に村での出来事を記録した『村日記』を清書し今に伝える住谷佳禹をはじめ、飛行場や隊員たちなど当時を知る人々の証言を記録。国内外の映像を交え、戦争の悲劇や知られざる歴史を後世に伝えるべく記録する。