ブライアン・コックス
ウィンストン・チャーチル
第2次世界大戦時の英国首相チャーチルのノルマンディー上陸作戦までの96時間を追ったドラマ。作戦を推し進める連合国軍最高司令官アイゼンハワーにチャーチルは反対するが、却下される。チャーチルの妻クレメンティーンは、苦悩する夫の心を奮い立たせる。出演は、「REDリターンズ」のブライアン・コックス、「ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた」のミランダ・リチャードソン、「スポットライト 世紀のスクープ」のジョン・スラッテリー、「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエラ・パーネル、「プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード」のジェームズ・ピュアフォイ。監督は、「レイルウェイ 運命の旅路」のジョナサン・テプリツキー。
ダンケルク救出作戦から4年後の1944年6月、第2次世界大戦中のイギリス。英国首相ウィンストン・チャーチル(ブライアン・コックス)は、ナチスドイツ占領下の北西ヨーロッパに侵攻する“ノルマンディー上陸作戦”の遂行に反対していた。第1次世界大戦中の1915年、自らの計画で遂行し、50万人もの死傷者を出した“ガリポリ上陸作戦”の惨敗が繰り返されることを懸念したためだ。チャーチルは英国王ジョージ6世(ジェームズ・ピュアフォイ)が同席する前で、この作戦を率先して推し進めている連合国軍最高司令官アイゼンハワー(ジョン・スラッテリー)に真っ向から反対意見を述べるが、却下される。チャーチルは遂行阻止のために奔走するが、連合国軍はすでにイギリス南岸に100万人もの兵士を配備していた。長年の戦争と不況に疲弊した国民は、チャーチルがヒトラーの電撃戦に抵抗し続けたという功績を評価していなかった。四面楚歌になり、秘書のミス・ギャレット(エラ・パーネル)に八つ当たりするなど孤独を深めていくチャーチル。だが、夫の様子を見かねた妻クレメンティーン(ミランダ・リチャードソン)の愛情溢れる行動が、チャーチルを奮い立たせる。作戦は決行され、勝利の演説を準備するチャーチルの側には妻の姿があった。1944年6月6日午前6時、チャーチルは作戦の成功と国民を勇気づける世紀の演説を始める。
ウィンストン・チャーチル
クレメンティ―ン・チャーチル
ミス・ギャレット
ドワイト・アイゼンハワー
ジョージ6世
モントゴメリー将軍
ヤン・スマッツ
ブルック元帥
監督
脚本
撮影監督
音楽
美術
編集
衣装
ヘア&メイクアップ
(C)SALON CHURCHILL LIMITED 2016
[c]キネマ旬報社