シルヴェスター・スタローン
Deke_Dasilva
国際的なテロリストに挑む捜査官の活躍を描くサスペンス・アクション映画。製作総指揮はマイケル・ワイズとフランクリン・R・リービィ、製作はマーティン・ポール、監督はHeartbreak Winnerで監督デビューしたブルース・マルムース。デイヴィッド・シェイバーとポール・シルバートの原作を基にデイヴィッド・シェイバーが脚色。撮影はジェームズ・A・コントナー、音楽はキース・エマーソン、製作デザインはピーター・ラーキン、衣装はボブ・デモラとジョン・ファラベラが各々担当。出演はシルベスター・スタローン、ビリー・ディー・ウィリアムス、リンゼイ・ワグナー、パーシス・カンバータ、ナイジェル・ダベンポート、ルトガー・ハウアー、ジョー・スピネルなど。
大晦日のニューヨーク。今日もディーク刑事(シルベスター・スタローン)は女装して3人組の強盗を、相棒のフォックス刑事(ビリー・ディー・ウィリアムス)と共に捕えた。2人は囮捜査で名を上げている名刑事なのだが、そんな彼らをよく思わない連中も署内にはいた。同じ日のロンドン。あるデパートがテロリストに狙われた。犯人はウルフガー(ルトガー・ハウアー)と名のり、政府の植民地政策に対するテロ運動として、さらなる予告的声明を発言した。年が明け、離婚経験者のディークは、別れた妻でデザイナーとして働いているアイリーン(リンゼイ・ワグナー)を訪ね、真意を打ち明けるが、彼女は死と背中合せのディークの仕事に耐えられないと自分の気持を告げた。一方、ロンドンでは、ウルフガーと組織の男が警察の手入れをうけるが、マシンガンで逆に反撃し、逃亡した。その数時間後、血の海と化した現場を囲む警察陣の中に、テロリストを追い続ける国際刑事警察機構(インターポール)の警部、ピーター(ナイジェル・ダベンポート)の顔があった。一方、パリで仲間のシャッカ(パーシス・カンバータ)と会い、知れ渡った顔を整形したウルフガーは、ニューヨークヘ渡った。そのことを察知したハートマンは、ATAC(対テロリスト・アクション・コマンド部隊)に編入したディークとフォックスを部下に、捜査をすすめた。あるビルで起こった爆破事件をきっかけにウルフガーの居所をつきとめた2人は変装した彼を見やぶるが、追跡中にウルフガーが投げたナイフでフォックスが傷つき、彼は逃げのびた。数日後、ハートマンがシャッカに殺され、ロープウェイが彼女とウルフガーにハイジャックされた。ディークがゴンドラに乗り込み赤ん坊を助けるが、やがて、ウルフガーは脱出用の飛行機とバスを用意し政治犯を解放することを要求する。ATACの銃撃で運転を誤って川に落ちるウルフガー。しかし死体は発見されなかった。そして、いよいよウルフガーの魔の手はディークの身辺にものびてくる。何と彼の次のターゲットはアイリーンだ。彼女の家に忍び込んだウルフガーは、台所でかたづけをしているアイリーンを背後からナイフで襲う。その瞬間、アイリーンが振りむくと、何とそれは彼女に変装したディークだった。ウルフガーはその場でディークの発した銃弾で倒れるのだった。
Deke_Dasilva
Matthew_Fox
Irene
Shakka
Peter
Wulfgar
Lt._Munafo
監督
脚本、原作
原作
製作
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術
衣装デザイン
衣装デザイン
字幕
[c]キネマ旬報社