マーシャ・メイソン
Georgia
アル中専門の療養所を退院した舞台女優の母とその娘の触れ合いを描く。製作はロジャー・M・ロススタインとニール・サイモン、監督はTV出身のグレン・ジョーダン、脚本は・ニール・サイモン、撮影はデイヴィッド・M・ウォルシュ、音楽はデイヴィッド・シャイアーが各各担当。出演はマーシャ・メイソン、クリスティ・マクニコル、ジェームズ・ココ、ジョーン・ハケット、デイヴィッド・デュークスなど。
酒の飲みすぎでロングアイランドで療養していた舞台女優のジョージア(マーシャ・メイソン)は、6年の入院を終え退院した。夫は娘ボリー(クリスティ・マクニコル)と共に彼女の元を去っており、彼女をなぐさめるのは10年来の友人ジミー(ジェームズ・ココ)とトビー(ジョーン・ハケット)の2人だけだった。すっかり快復したジョージアは、その夜ポリーと、別れた年下の恋人デイビッド(デイヴィッド・デュークス)から電話を受ける。ポリーは、父の許しで母ジョージアのもとで1年間生活を送ることになり、デイビッドは、戯曲「笑う時だけ」に出演してほしいというたのみの電話だった。やがて、ポリーとの生活がはじまり、一方では「笑う時だけ」の稽古に余念のないジョージア。しかし、セリフをしゃべるたびにアルコールに溺れた日々を思い出す彼女に、ポリーはよきアドバイザーとしての忠告を与えた。現代っ子のポリーは、むしろジョージアより大人の部分をもっていたのだ。まもなくトビーが40歳の誕生日を迎え、その祝いの日、思ってもみないことを彼女が告白した。なんと彼女の夫が離婚訴訟を起こしたというのだ。その上、舞台の仕事にとり組んでいたジミーがクビになってしまった。遂にこれらのショックでワインを口にしてしまったジョージア。酔った彼女を見たポリーがショックで姿を消す。しかし、すべてがむなしく終わったと気を落とす彼女のもとに、やがてお酒の味を覚えて母の気持ちを理解したポリーが戻り、ジョージアを励ますのだった。
Georgia
Polly
Jimmy
Toby
David
Dr.Komack
監督
脚本、製作
製作
撮影
音楽
美術
字幕
[c]キネマ旬報社