福山雅治
蒔野聡史
芥川賞を史上最年少で受賞した平野啓一郎の代表作を映画化。監督は『容疑者Xの献身』の西谷弘が務め、天才ギタリスト・蒔野聡史役で主演を務めるのは福山雅治。蒔野と惹かれ合うジャーナリスト・小峰洋子を石田ゆり子が演じる。さらに、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行ら、実力派俳優陣が脇を固める。
※結末の記載を含むものもあります。
世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史は、公演後パリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子に出会う。ともに40代の2人は出会った瞬間から強く惹かれ合い心を通わせるが、洋子には婚約者がいた。それを知ってなお蒔野は洋子に愛を告げるが、それぞれを取り巻く現実に向き合っていくなかで思わぬ障害が生じ、2人はすれ違っていく。
監督
原作
脚本
音楽
クラシックギター監修
製作
製作
製作
製作
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
ラインプロデューサー
撮影
照明
美術
整音
録音
装飾
編集
VFX
選曲
音響効果
スクリプター
助監督
監督助手
制作担当
[c]2019「マチネの終わりに」製作委員会 [c]キネマ旬報社
【賛否両論チェック】
賛:運命の出逢いをしたはずの2人が、あらぬ誤解ですれ違ってしまう様が、観ていて非常に切ない。物語を彩る音楽も魅力。
否:冷静に考えると、ストーリーそのものがありえなくて結構チャラい。展開もかなり無理がある印象を受けてしまう。
思わぬ出逢いをしたギタリストとジャーナリスト。遠く離れた世界にいた2人が惹かれ合いながらも、些細な誤解やボタンのかけ違いから次第にすれ違っていってしまう姿が、得も言われぬ切なさを生み出していきます。その様子は、まさに観ていて思わずもどかしくなってしまうほどです。
ただ、如何せん福山雅治さんだから成り立っているストーリーといいますか、実際のところ冷静に考えてみると、1度出逢っただけの結婚間近のヒロインに、海外まで結婚を止めようと会いに行ってしまう主人公って、なかなかチャラいです(笑)。その上で、
「人は過去が未来を変えると思い込んでる。でも実際は常に、未来が過去を変えてるんだ。変えられるとも言えるし、変わってしまうともいえる。」
なーんてサラッと言ってしまう辺り、やっぱり福山さんだからこそ成立するキャラクターですね(笑)。
終わり方も好みが分かれそうなところですが、ラブストーリー好きな方は、観ておいて損はないと思います。
恋愛映画は観ないのですが友人にすすめられて観に行きました。どのシーンも美しく特に音楽が良かったです。福山さんと石田さんは海外でも絵になってました
若いときと違って感情に走れない大人の恋が切ない。後悔したくないからもっと積極的にいかないと!と観ててヤキモキ怒っったときはガマンせず怒鳴って相手の頭から水かけないとね笑。
ラスト障害をのり超えて2人は再会します。「幸福の硬貨」で失われた時間を取り戻すのですよね?思いっきり感情移入して泣けました。原作も読んでみます。