日本を含むアジアの気鋭監督3人が、ひとつのテーマでオムニバス映画を共同製作するプロジェクト「アジア三面鏡」の第2弾。今回のテーマは“旅”。ヤンゴン市内の鉄道整備事業に携わる日本人商社マンがミャンマーの街で目にしたものとは……(「碧朱」)。「碧朱(へきしゅ)」「海」「第三の変数」から成るオムニバス映画。日本の松永大司、インドネシアのエドウィン、中国のデグナーが、それぞれ瑞々しい感性を発揮している。「碧朱」の主演を「シン・ゴジラ」の長谷川博己が務めている。
ストーリー
<碧朱(へきしゅ)>ミャンマー。ヤンゴン市内の鉄道整備事業に携わる日本人商社マン(長谷川博己)の視点から、民主化間もない街の進化と喪失、現地の人々との交流、心の機微を色彩豊かな映像で描き出す。<海>中国。北京から海を目指して旅を続ける母娘。性格が全く異なり、喧嘩を繰り返しながら旅を続ける彼女たちの姿を通して、普遍的な親子の問題、現代中国特有の人間模様が浮き彫りに。そして、最後に明らかになる旅の目的とは……?<第三の変数>東京。旅行中のインドネシア人夫婦が出会った不思議な男性。その男は、コンサルタントを自称しながら民泊を営んでいた。夫婦はその男から、奇妙で官能的なアドバイスを受けるが……。
スタッフ
監督、脚本
デグナー
監督、脚本
松永大司
監督
エドウィン
脚本
プリマ・ルスディ
統括プロデューサー
井関惺
撮影
マー・サイ
撮影
ガオ・イーシー
撮影
芦澤明子
音楽
リン・チャン
プロデューサー
伏見朋子
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 映倫区分
- PG12
- 製作年
- 2018年
- 製作国
- 日本
- 配給
- マーメイドフィルム
- 初公開日
- 2018年11月9日
- 上映時間
- 83分
- 製作会社
- 国際交流基金アジアセンター=ユニジャパン(東京国際映画祭)
- ジャンル
- ヒューマンドラマ
[c]2018 The Japan Foundation, All Rights Reserved
[c]キネマ旬報社