一般からの投稿で寄せられた恐怖体験を厳選して映像化する人気オムニバスホラーの2018年版。都内の大学に進学した川崎凛が一人暮らしを始めた部屋では、週末になると決まって恋人が訪れる隣室から、常に同じ音楽が聞こえてきたが……(第1話『音楽』)。出演は元AKB48の大和田南那(『セーラーゾンビ』)、村田寛奈(『こんなのアイドルじゃナイン!?』)。
ストーリー
【第1話『音楽』】川崎凛が都内の大学に進学し、一人暮らしにも慣れてきた頃。隣の部屋では、週末の夜になると住人の恋人が訪れ、常に同じ音楽が流れていた。最初は近所迷惑だと思ったものの、次第に微笑ましく感じるようになっていた。ある夜、疲れていた凛は、部屋に入るなりベッドに倒れ込み、隣室から聞こえる音楽の心地よさに、思わずそのまま眠ってしまう。深夜に目覚めた凛が時計を見ると3時。音楽は変わらず聞こえてくる。だが、こんな時間までこの音量で音楽が流れていることは今までなかった。実は、隣の恋人たちは、いつもの音楽をかけながら心中していたのだ。男性は包丁で刺し殺され、女性は自ら首を吊って……。【第2話『孤独な女』】稲城沙希が彼女の存在に気が付いたのは、大学に入学して数か月が過ぎた頃。普段、一緒に過ごすグループが出来上がりつつあったが、彼女はいつも独りで講義室の隅で過ごし、孤立していたのは明らか。一方、沙希は、入学早々知り合った加奈や、その友達である真理恵、歩美たちと一緒にいることが多かった。だが、特に居心地が悪いわけではないものの、うまく溶け込めない自分に違和感が拭いきれず、沙希は彼女になんとなくシンパシーを感じる。そんなある日の帰り道、踏切で佇む彼女に声をかけるが……。【第3話『殺人者』】須永綾子の父が亡くなった年の夏。妹が結婚して家を出たため、父母が二人で住んでいた古い家を手放すことになり、綾子は夫の真吾と共に荷物整理のために実家に帰る。だが、真吾は“家の中に誰かがいる”と言う。初めは冗談だと思っていたものの、帰りの車内でも再び“女の子がいる”と告げる真吾。実は綾子には、一つだけ思い当たる節があったのだ……。
スタッフ
監督、脚本、編集
KANEDA
監督、脚本、編集
細沼孝之
脚本
井上弥
脚本
新津徳也
製作
張江肇
製作
鈴木ワタル
撮影監督
松井宏樹
撮影監督
岡田恭平
音楽
久徳亮
音楽
関根貴大
編集
中田敦樹
ヘアメイク
小倉友花
ヘアメイク
西澤真生
ヘアメイク
萩原清華
特殊技術
土肥良成
録音
寒川聖美
録音
鈴木一貴
助監督
登り山智志
助監督
諏訪翔平
プロデューサー
宮田生哉
プロデューサー
岩村修
制作
安本衣里花
制作
望月龍太
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]NSW/コピーライツファクトリー
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