ルナ・ヴェドラー
Mia
身体に異変が起きた思春期の少女の運命を描き、スイス映画賞2018にて作品賞など3部門に輝いたホラー。親の都合で新しい街に引っ越してきた15歳のミアは、新しい仲間と悪い遊びに手を染めるように。そんな中ミアの身体に不気味な変化がが起こり始める。監督は、女優としても活動するリサ・ブリュールマン。主人公ミアを演じたルナ・ヴェドラーは、第68回ベルリン国際映画祭にて新しいスターを紹介するシューティング・スター2018に選出された。特集『WEC(ワールド・エクストリーム・シネマ)2018』にて上映。
15歳のミアは両親の仕事の都合により新しい街に引っ越してくる。親に振り回されることへの苛立ちや少女から大人へと移り変わることへの言いようのない不安を抱えるミア。クラスでも目立つ存在のジアンナたちと親しくなった彼女は、そんな不安を晴らすように、アルコールに万引き、男の子たちにと、悪い遊びに手を染めていった。そんな中、彼女の身体にある変化が起こりはじめる。それは身体の成長とは明らかに異なる不気味な変化であり、やがてミアの本性が覚醒していく。