監督、撮影、構成
かつて山形県酒田市に存在した映画館グリーン・ハウスのドキュメンタリー。グリーン・ハウスは様々な工夫と設備を取り入れ、多くの人々を魅了していたが、1976年の酒田大火の火元となり焼失する。それから幾年月も過ぎた今、酒田の人々が当時を振り返る。監督・構成・撮影は、「おだやかな革命」撮影の佐藤広一。ナレーションは、「教誨師」の大杉漣。山形国際ドキュメンタリー映画祭2017『やまがたと映画』プログラム、なら国際映画祭2018尾花座復活上映会にて上映(映画祭タイトル:「世界一と言われた映画館~酒田グリーン・ハウス証言集~」)。
ストーリー
かつて山形県酒田市に存在した映画館グリーン・ハウス。映画評論家の淀川長治が“世界一の映画館”と評し、足繁く通ったというその映画館は、20歳の若さで支配人となった佐藤久一が来館者の心を掴む様々な工夫と設備を取り入れ、多くの人々を魅了していた。しかし1976年、グリーン・ハウスが火元となる“酒田大火”により、甚大な被害を町にもたらして焼失してしまう。それから幾年月も過ぎ、酒田の人々がグリーン・ハウスと自らの歴史を振り返る。