“歌舞伎町案内人”こと李小牧の新宿区議選の裏側に2年間密着したドキュメンタリー。新宿歌舞伎町で20年以上、外国人観光客相手に飲食店や風俗店の客引きを務めてきた李は、日中関係が揺れるなか、これまでの地位や国籍を捨て、批判覚悟で政治家を目指す。監督は、日本在住の中国人監督・邢菲。2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭上映作品。
ストーリー
20年以上にわたり新宿歌舞伎町で外国人観光客を相手に飲食店や風俗店の客引きの務め、著書も出すなど、その界隈で知られる存在となった李小牧が、新宿区議選挙に出馬することを決意する。ヤクザを後ろ盾に、刑事を友にして、変貌を続ける歌舞伎町地下社会を生き抜いてきた彼が、日中関係が揺れるなか、これまでの地位や国籍を捨て、批判覚悟でなぜ、日本で政治家を目指すのか。言葉や習慣の壁にも苦労し、終始ドタバタ気味で展開する選挙活動に、日本在住の中国人女性監督が2年間密着した。