1969年に東映入社、その後半世紀近くに渡り、第一線で活躍し続ける名バイプレイヤー・片桐竜次による初監督作。暴力の世界にその身を置く孤児院育ちの二人の男たち。這い上がっていくために、数々の抗争を繰り広げていくなか、ある日、裏切りの矢が放たれる。出演は「キリマンジャロは遠く」の武蔵拳、「やくざの詩 OKITE 掟」の沢田トウヨウ、「日本やくざ抗争史 関東城北戦争」の松田ケイジ。脚本を「キリマンジャロは遠く」の藤原良、音楽を「人生の約束」の吉川清之が務める。2018年10月20日~26日、横浜・シネマノヴェチェントにて公開。
ストーリー
孤児院育ちの二人の男たちは、やがて暴力の世界にその身を置くようになった。“極道狩り専門の極道”として恐れられた二人は臆することなく数々の抗争を繰り広げていく。這い上がっていくためには暴力しかない彼らであったが、ある日、裏切りの矢が放たれる。多くのものを手に入れ、多くのものを失うという儚さと刹那さのなか、どうしても譲れない侠の意地が炸裂。男たちは、硝煙のなかで何を見たのか……。