ザ・デー・アフター・ピース
ザ・デー・アフター・ピース
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ザ・デー・アフター・ピース

2008年公開、81分、ドキュメンタリー/社会派
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国連で9月21日を“ピースデー”に定めようとするジェレミー・ギリーが自らメガホンを取り、10年に渡るその活動の模様を追ったドキュメンタリー。世界から戦争と暴力の根絶を目指し、ピースデーの制定を思いついたジェレミーが、世界中に働きかけていく。国連事務総長だったコフィー・アナンやダライ・ラマ14世、アンジェリーナ・ジョリー(「マレフィセント」)、ジュード・ロウ(「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」)らが出演。

ストーリー

1998年、世界から戦争や暴力を排除するため、ジェレミー・ギリーは平和に関する映画の製作を決意。1981年、国連が“9月の第3火曜日”を“国際平和デー”と定めながらも、日付が固定されなかったため、定着していないことを知る。そこで、誰もが平和に向けて行動する日として、9月21日を“ピースデー”と定めることを思いつく。9月21日にしたのは、“21”が祖父の好きな数字だったからだ。英国軍人として第二次世界大戦で日本軍の捕虜となった祖父が、福岡俘虜収容所第17分所から帰国した時、一緒だった友人が21人だったことに由来する。戦争のない世界の実現に向けて情熱を注ぐジェレミーは、数々の逆風も物ともせず行動。ノーベル平和賞受賞者たちに手紙を書いたところ、その1人であるダライ・ラマ14世から返事が届く。訪ねて行くと、各国の指導者に手紙を書くという支援を受けることができた。さらに、1981年の国連決議でピースデー提案国の一つだったコスタリカに、9月21日への決議変更の提案国になってもらうため、オスカル・アリアス元コスタリカ大統領を訪問。これをきっかけに、コスタリカとジェレミーの母国イギリスの2カ国が提案国となった。そして遂に、2001年9月7日の国連総会で9月21日を“ピースデー”と決定。だがその4日後、試練が訪れる。この日、ニューヨークの国連本部では、コフィー・アナン事務総長がピースデーの決定を世界に発表する予定だった。ところが、世界を揺るがす9.11同時多発テロが発生。誰もが悲観的になる中、ピースデーを機能させるため、翌2002年9月21日、ジェレミーは不屈の精神を持って、ロンドンの街頭で群衆に呼びかける。そして、アンジェリーナ・ジョリーやジュード・ロウが仲間に加わり、不可能と思われた挑戦が始まる……。

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作品データ

原題
THE DAY AFTER PEACE
製作年
2008年
製作国
イギリス
配給
ユナイテッドピープル
初公開日
2008年
上映時間
81分
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


[c]キネマ旬報社