冨樫森、佐々部清などの助監督を務めてきた岡本未樹子が、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」で手掛けた作品。別の家族との生活を選んだ母と別れ、祖母と暮らす小学三年生の沙綾はある日、古い木箱を売るオモチャ売りの男と出会う。
ストーリー
恋人の子を身ごもり、新しい生活を選んで出て行った母に取り残された沙綾は、それからずっと祖母と2人暮らし。“家族”の枠から外れたまま、今では小学三年生に成長していた。沙綾を家に呼び寄せることが出来ない母は時折、父親の異なる弟・光希を連れて会いにくる。光希とは仲が良かったが、父母と一緒に暮らせる弟に羨ましさを覚える沙綾。そんなある日、学校帰りの沙綾が公園で出会ったのは、古い木箱を売るおもちゃ売りの男。何の変哲もないその箱には、不思議な力があるというのだが……。
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