85歳にして現役アメリカ最高裁判所判事ルース・ベーダー・ギンズバーグに迫ったドキュメンタリー。異例のキャリアを邁進し、女性やマイノリティの権利のために寄与し続け、抜群の知名度と人気を誇る彼女の半生、そして彼女を支えた信念や愛情を追っていく。第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞・主題歌賞(ジェニファー・ハドソン『I'll Fight』)にノミネート。
ストーリー
85歳にして現役の最高裁判所判事であるRBGことルース・ベーダー・ギンズバーグ。彼女は1933年にニューヨーク、ブルクリンのユダヤ系の家に生まれ、苦学の末にコーネル大学を卒業。コロンビア大学法学部教授、コロンビア特別区連邦控訴裁判所の判事を経て、1993年ビル・クリントン大統領より第107代アメリカ最高裁判事に任命された。異例のキャリアを突き進み、シャイな反面、巧みな法廷戦術を繰り広げ、女性やマイノリティへの差別撤廃に寄与し続けてきた彼女が、現在のアメリカを作ったと言っても過言ではない。アメリカでは関連本が何冊も出版され、Tシャツやマグカップなどのグッズまで販売されるほど人気を博している。ポップ・カルチャーの新しい象徴とも評される彼女を支えた信念とは。ルース・ベーダー・ギンズバーグにカメラが迫る。