99歳の母を支える家族の姿を約1年にわたり記録したドキュメンタリー。認知症や足腰の衰えを訴える一人暮らしの母を介護し見守るため、71歳の息子が仕事の場を母の住む実家に移し、母の人生最終章を気持ちよく楽しく過ごしてもらうための方法を模索する。監督は、「華 いのち 中川幸夫」の谷光章。
ストーリー
間もなく100歳を迎える独り暮らしの母が、家の中や庭で転び、たえず腰痛を訴えるようになった。71歳の息子が母を介護しながら見守るため、仕事の場を母の住む実家に据えて暮らし始める。認知症のための記憶障害や昼夜逆転、幻覚、幻視、物盗られ妄想に加え、足腰の衰え、下の失敗、肺炎など、高齢者のほとんどが経験する様々な症状と付き合いながら、母の人生最終章を気持ちよく、楽しく過ごしてもらうための方法を模索しながら奮闘する家族に姿を、約1年にわたり記録した。