グリム童話『オオカミと7匹の子ヤギ』をモチーフに制作された短編パペット・アニメ。狼に食われかけたところを母ヤギに助けられたヤギの子供たち。ある日、母ヤギが家に人間の少年を連れてくるが、彼は1匹だけ食べられてしまった子ヤギの代わりだった……。見里朝希監督が東京芸術大学大学院アニメーション科の卒業制作として1年がかりで完成させ、第24回学生CGコンテストで史上初のアート部門/エンターテインメント部門ダブル受賞をはじめ、国内外で数多くの賞を受賞。「ホフマニアダ ホフマンの物語」と併映。
ストーリー
狼に食われかけたところを母ヤギに助けられたヤギの子供たちが暮らす家に、人間の少年が連れてこられる。彼は、1匹だけ消化されて見つけられなかった子ヤギの代わりだった。その少年は、狼の胃袋の中で消化され、体毛がはげ、皮膚も焼かれた子ヤギたちの姿を見るが……。