チャールズ・チャップリン
the_Pilgrim
チャールズ・チャップリン氏が「給料日」に次いで製作した4巻物喜劇でファースト・ナショナル社より発売された最後の映画である。氏自ら原作を書き下ろし且つ監督主演したもので、相手役は例によってエドナ・パーヴィアンス嬢、其の他氏の兄シドニー・チャップリン氏も出演している。
或る犯人は監獄より逃れて途中水泳中の僧侶の衣服を失敬して身に付け、汽車に乗って逃れ去った。処が途中或村に於いて新に僧侶を向かえんとしている所に巡り合わせ、余儀なく教会に臨んで説教をする事になった。其の村に落ちつく事になった彼は下宿屋に泊まる事になった。その下宿屋に美しい娘がいた。処が監獄で同室にいた犯人が現れて下宿屋の金を奪い去ったので、彼は追跡して其の金を取戻して来た。しかし彼は不幸にして事実を知られて逮捕されたが、同情ある役人によってメキシコに追放された。
the_Pilgrim
the_Girl
Her_Mother
the_Deacon
the_Elder
the_Boy
the_Mother
Her_Husband
the_Crook
the_Sheriff
[c]キネマ旬報社