クリスティーン・ガーキー
トゥーランドット
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のオペラ公演を上映するシリーズの一作。求婚者に謎をかけ、解けないと殺してしまう冷酷な皇女トゥーランドットに魂を奪われた流浪の王子カラフは、その謎解きに挑戦するのだが……。演出は、名匠フランコ・ゼフィレッリ。出演は「METライブビューイング2018-19 ワーグナー《ワルキューレ》」のクリスティーン・ガーキー、「METライブビューイング2009-2010 ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》」のジェイムズ・モリス。2019年10月12日の公演。
伝説の時代の中国・北京。絶世の美女として知られる皇女トゥーランドット(クリスティーン・ガーキー)は、求婚者に謎をかけ、解けないと処刑してしまう冷酷な姫君でもあった。そんなある日、戦に敗れて放浪していたダッタン国の王子カラフ(ロベルト・アロニカ)は、北京に流れ着く。そこで、生き別れになった父ティムール(ジェイムズ・モリス)と召使いのリュー(エレオノーラ・ブラット)を発見。3人は再会を喜びあうが、姿を現したトゥーランドットにカラフは魂を奪われてしまう。ティムールやリューの制止もきかず、カラフはトゥーランドットの新たな求婚者となることを宣言。やがて、カラフは謎解きに挑戦することになるが……。