フランソワ・クリュゼ
Lantier
フランソワ・トリュフォーやジャン=リュック・ゴダールから敬愛された映画監督ジャック・ベッケルを父に持つ名匠ジャン・ベッケルが、同名のベストセラー歴史小説を映画化。第一次世界大戦後のフランスの片田舎を舞台に、主人を待ち続ける一匹の犬と勲章にまつわる物語を描き出す。『最強のふたり』のフランソワ・クリュゼ、『ダリダ~あまい囁き~』のニコラ・デュボシェルが共演。
1919年、夏。終戦後の平和が訪れたばかりのフランスの片田舎で、ジャック・モルラックは人気のない留置所に収監され、頑なに黙秘を続けている。パリからやって来た軍判事のランティエ少佐は、第一次世界大戦で武勲を挙げたモルラックを軍法会議にかけるか否かを決めかねるなか、留置所の外で吠え続ける一匹の犬が気になり始める。やがて、モルラックについて調べるうち、農婦にしては博学な恋人の存在を知る。
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