恐怖小説を読む美女に、本の中の殺人鬼や怪物が実際に襲い掛かるホラー。監督はティボー・タカクス、脚本はデイヴィッド・チャスキン、撮影はブライアン・イングランド、音楽はマイクル・ホーニグがそれぞれ担当。出演のジェニー・ライトとランドル・ウィリアム・クックは物語の中の人物と実際の主人公の2役をそれぞれ演じる。
ストーリー
50年代、マッド・サイエンティストのケスラー(ランドル・ウィリアム・クック)が作り出した怪物が美女(ジェニー・ライト)を惨殺する… 、そんなストーリーの本を読んでいたヴァージニア(ジェニー・ライト)は、何者かが部屋にいる気配を感じるが、恋人のリチャード刑事(クレイトン・レイナー)は信用しない。だが、そんな折、不審な殺人事件が続発する。それは同じ作者による別の本に出てくる殺人鬼(ランドル・ウィリアム・クック)とそっくりのものだった。やがて彼にそっくりの人物が現実にヴァージニアの周辺の人々を殺害し、彼女にもその魔の手は迫ってくる。リチャードの銃弾も効果がなく、ヴァージニアが絶体絶命に陥った時、怪物が現れて殺人鬼と争い、窓を破って二人とも虚空へと去っていくのだった。
キャスト
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