河合瑠果
溝呂木風花
「スプリング、ハズ、カム」の吉野竜平監督が映画学校ニューシネマワークショップ(NCW)のアクターズワークショップに集った俳優たちと組んだ家族ドラマ。東日本大震災から7年、津波で行方不明になった長女の手がかりを探すため溝呂木家の3人は上京する。姉・ミツキを失った次女の風花をテレビドラマ『OUR HOUSE』などに出演した新進の河合瑠果が演じるなど、演技経験も様々な俳優たちが集結。震災後の石巻とオリンピックの準備が進む東京の姿を浮かび上がらせる。
2018年4月2日。溝呂木家の父母と次女・風花(河合瑠果)は、7年前の東日本大震災の時に津波に飲み込まれ今も行方がわからない長女・ミツキの手がかりを掴むため、石巻から上京してくる。Twitterで知り合った男性からの紹介で女性霊媒師の元へ向かう父母。一方、風花はミツキの元交際相手に会いに行く。オリンピックに向け工事が進む東京の街をさまよい歩き、様々な思いを抱き日々を送る人々と出会いながら、家族3人はミツキの記憶を胸に特別な一日を過ごしていく。
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