「ブンミおじさんの森」で第63回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得したアピチャッポン・ウィーラセタクン監督が初めて母国以外で撮影した「MEMORIA メモリア」の制作準備に、監督の友人であるカナダの俳優コナー・ジェサップが密着したドキュメンタリー。「さよなら、ぼくのモンスター」に主演するなど俳優として活動するのみならず映画評論家、映画監督、プロデューサー、脚本家の顔も持つコナー・ジェサップが、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督とコロンビアを旅しながら語る。日本では特集『アピチャッポン・ウィーラセタクン 幻の映画上映』(2019年7月6,7日)および特集『アピチャッポン・ウィーラセタクン監督2+1』(2019年11月3,4日)にて上映後、2022年3月12日より1週間公開。
ストーリー
アートと映画の両分野で活躍するタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督は、初めて母国の外に出て「MEMORIA メモリア」を撮影することに。自身も含めてタイ人のスタッフが3名だけという環境を作り、オスカー女優ティルダ・スウィントンを主演に迎え、南米コロンビアでロケを敢行した。そんな「MEMORIA メモリア」の撮影に入る前、アピチャッポンはコロンビアの各地を巡り、脚本を書き、構想を練っていた。その旅にアピチャッポンの親友であるカナダの俳優コナー・ジェサップが同行。アピチャッポンはジェサップを被写体に写真とビデオを撮影し、東京での個展に出品。一方コナー・ジェサップは、旅するアピチャッポンを撮りドキュメンタリーにした。
キャスト
スタッフ
監督
コナー・ジェサップ
製作総指揮
ピーター・ベッカー
製作総指揮
フミコ・タカギ
製作総指揮
ジョナサン・テュレル
撮影
ジョゼ・デエー
編集
アイラ・オドバシッチ
音響効果
アーロン・マーキン
スーパーバイジング・プロデューサー
キム・ヘンドリクソン
カラリスト
モルガーナ・マッケンジー
制作
アシュレイ・シールズ=ミュラー
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- A.W. A PORTRAIT OF APICHATPONG WEERASETHAKUL
- 製作年
- 2018年
- 製作国
- カナダ
- 配給
- トモ・スズキ・ジャパン
- 初公開日
- 2022年3月15日
- 上映時間
- 47分
- 製作会社
- The Criterion Collection
[c]キネマ旬報社