脳天パラダイス
3.6

脳天パラダイス

2020年11月20日公開、95分、コメディ/ミュージカル
R15+
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「水の声を聞く」の山本政志監督が5年ぶりにメガホンを取った、ミュージカルやSFなど様々な要素が入り混じるコメディ。破産し豪邸から引っ越すことになった笹谷一家。娘のあかねがヤケクソ気分でSNSでパーティーを呼びかけたところ、次々に珍客が訪れ……。脚本には劇団コンプソンズの主宰・金子鈴幸も参加。破産した家長の修次を作家・クリエーターのいとうせいこうが、数年前に家を出ていった奔放な元妻・昭子を「オー・ルーシー!」の南果歩が、謎のホームレス老人を「ある船頭の話」の柄本明が演じる。2020年、スイスの映画祭ローザンヌ・アンダーグラウンド・フィルム・アンド・ミュージック・フェスティバルにてオープニング上映。

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ストーリー

東京郊外の高台にある一軒の大豪邸で引っ越しの準備が進められ、あとは業者のトラックに荷物を積み込むだけとなる。家長の笹谷修次(いとうせいこう)が破産したのだった。引きこもり気味の息子ゆうた(田本清嵐)は現実を淡々と受けとめる一方、生意気盛りの娘あかね(小川未祐)は不甲斐ない父親にイラついている。あかねはヤケクソ気分でTwitterに「今日、パーティーをしましょう。誰でも来てください。」と地図付きでツイートしふて寝。すると瞬く間に投稿が拡散され、知らぬ間にリツイートを知らせる通知が鳴り響いていった。ツイッターを見て、数年前に恋人を作り家を出ていった元妻・昭子(南果歩)が現れ、ゆうたは久しぶりの母との再会を喜ぶが、修次やあかねにとっては招かれざる客でしかない。借金まみれになり一家離散目前の笹谷家にツイッターを見たインド人のゲイカップル、やる気のない運送業者、手癖の悪いあかねの友人、台湾から来た観光客の親子、酔っ払いのOL、恋人を探しているイラン人、謎のホームレス老人(柄本明)などといった客が次々に押し寄せ、修次は頑なに追い返そうと一人奮闘するものの珍客は増え続ける一方。やがて豪邸はドンチャン騒ぎを超え、縁日の境内状態になり、笹谷一家の運命は客たちによってありえない方向へ導かれていく。

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予告編

2020/8/31(月)更新

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作品データ

映倫区分
R15+
製作年
2020年
製作国
日本
配給
TOCANA
初公開日
2020年11月20日
上映時間
95分
製作会社
パンクチュアルカルチャー=大江戸美術(企画:シネマインパクト=C・C・P)
ジャンル
コメディミュージカル


[c]キネマ旬報社