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ヤルコ・ラハティ
Olli Mäki
1962年、世界タイトルマッチを控えて恋に落ちたプロボクサー、オリ・マキの実話を、16ミリフィルム、モノクロ撮影で映画化したフィンランド発のハートウォーミングなラブストーリー。第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを受賞した。出演は「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」のヤルコ・ラハティ、歌手としても活躍するオーナ・アイロラ、「ボーダー 二つの世界」のエーロ・ミロノフ。監督のユホ・クオスマネンは、本作で長編デビュー。
1962年、夏。パン屋の息子でプロボクサーのオリ・マキ(ヤルコ・ラハティ)は、世界タイトル戦でアメリカ人チャンピオンと戦うチャンスを得る。ヘルシンキの明るい陽射しの中、お膳立てはすべて整い、後は減量して集中するだけ。周囲の期待を一身に背負い、フィンランドの誇りのために闘うはずだった。ところが、渦中の人オリは、なんとライヤ(オーナ・アイロラ)という女性に恋をしてしまう。周囲が勝手に盛り上がる中、国中の期待を背負うオリが、自分の幸せを掴むために取った行動とは……?
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