ハリウッドのサンセット通りにあるロックンロールの聖地といわれるバー/レストラン、レインボー・バー&グリルを取り上げたドキュメンタリー。常連だったオジー・オズボーン、スラッシュ、ジーン・シモンズたちの証言を交え、店やオーナー一家の歴史を辿る。1972年に開業以来、多くのバンドマン、アーティスト、映画人たちの巣窟となり、イギリスのロックバンド、モーターヘッドのフロントマンであるレミー・キルミスターの棲家となった店に、「狼たちの激闘」で共同製作を務め俳優としても活動するザック・ナットソンが迫る。
ストーリー
ハリウッドのサンセット通りにあるバー/レストラン、レインボー・バー&グリルは、1972年の開業以来、多くのバンドマンやアーティスト、映画人たちの巣窟と化しており、ロックンロールの聖地といわれている。ロックバンド『モーターヘッド』のフロントマンであるVo./B.のレミー・キルミスターは、ここを棲家にしていた。レミーは毎日この店でジャックコークを呑み、設置されていたポーカーマシンに興じ、店内は禁煙ながら人類で唯一喫煙を許され、マールボロを吸い続けた。レミーの没後、彼の等身大ブロンズ像が建立され、レミーが常駐した場所はLemmy's Loungeと命名された。世の中の音楽が次第にロックから離れ、ジーン・シモンズは「ロックは死んだ!」と宣言。時代の流れとともに多くのライヴハウスやバー閉店を余儀なくされる中、レインボーは変わらずロックンロールの教会的なスタンスのまま存在し続けている。このレインボーの歴史を、店の常連だったオジー・オズボーン、スラッシュ、ジーン・シモンズたちの証言を交えながら、店のオーナーであるマグリエリ一家、姉妹店のライヴハウスであるウィスキー・ア・ゴー・ゴーの歴史とともに振り返る。
キャスト
ジーン・シモンズ
オジー・オズボーン
スラッシュ
ミッキー・ドレンツ
リタ・フォード
マット・ソーラム
ロン・ジェレミー
スティーブ・ライリー
ジェイムス・パンコウ
ロバート・ラム
リー・ロックネイン
スタッフ
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