ジョン・マルコヴィッチ
Lennie
アメリカの代表的作家ジョン・スタインベックの同名小説を基に、1930年代の経済不況の時代に、社会の底辺に生きる2人の男の姿を描く人間ドラマ。監督・製作は「マイルズ・フロム・ホーム」のゲイリー・シニーズ、共同製作はラス・スミス、エグゼクティヴ・プロデューサーはアラン・C・ブロンクィスト、脚本は「バウンティフルへの旅」のホートン・フート、撮影はケネス・マクミラン、音楽は「ハートブルー」のマーク・アイシャムが担当。
1930年、大恐慌時代のカリフォルニア。頭が切れて物知りのジョージ(ゲイリー・シニーズ)と、巨漢だが精神薄弱のレニー(ジョン・マルコヴィッチ)の2人は、農場から農場へ渡り歩く日々を続けていた。助け合いながら自分たちの夢を語り合う2人は、次の仕事先であるタイラー牧場に到着した。新しい仲間と仕事にも慣れ、彼らの夢に賛同するキャンディ(レイ・ウォルストン)の言葉に、夢が現実に近づいたように思えた2人の気持ちは弾んだ。牧場主の息子カーリー(ケイシー・シーマスコ)は彼らに敵意を持っていて、ある晩、彼はレニーに暴力を振い、レニーは誤ってカーリーに大怪我を負わせてしまうが、リーダーのスリムの機転でその場を切り抜ける。日曜日、納屋の中で死んでしまった子犬を抱え、悲嘆にくれるレニーの前に暇を持て余したカーリーの妻(シェリリン・フェン)が現れた。レニーは彼女を小動物を愛しむように触っているうちに、力の加減がわからなくなり、首を締めて殺してしまう。驚いたレニーは逃亡し、死体を発見、事情を察したジョージとキャンディは処理しようとしたが、カーリーの知るところとなり、銃を持って皆がレニーを追うことになる。レニーを見つけたジョージは、他人の手にかかる位ならと思い、レニーを射殺するのだった。
監督、製作
脚本
原作
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン
字幕
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