「愛情萬歳」でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞、カンヌ、ベルリンの受賞歴を誇り、舞台やインスタレーションも手がけるツァイ・ミンリャン監督が、5年ぶりに発表したドキュメンタリー。13の顔を大写しし、顔に表れた各人の生きてきた時間を見つめる。長年ツァイ監督と組んできた俳優・監督のリー・カンションや、台北の市井の人々にカメラを向け、それぞれの顔を1人1カットずつ映し出していく。音楽を坂本龍一が担当。第75 回ヴェネツィア国際映画祭にてワールドプレミア。2019年台北電影節最優秀ドキュメンタリー賞・監督賞・音楽賞、2019年金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞受賞。第19回東京フィルメックス特別招待作品。
ストーリー
スクリーンいっぱいになるほどクロースアップし映し出される13人それぞれの顔。黙って遠慮がちにカメラを見据える者、身の上話を語る者、ハーモニカを吹く者、うたた寝をする者、……。顔に刻まれた深い皺やまなざしからは、彼らが生きてきた人生や、時間そのものが浮かび上がってくる。
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