「ラストムービー」製作時のデニス・ホッパーの姿に迫ったドキュメンタリー。ローレンス・シラーとL・M・キット・カーソンから、ドキュメンタリー製作を持ちかけられたホッパーは、「デニス・ホッパーをデニス・ホッパー自身が演じる映画」を提案する。「イージー・ライダー」の日本公開50周年を記念して、日本初公開が実現。
ストーリー
「イージー・ライダー」でカンヌ国際映画祭新人監督賞に輝き、ハリウッド・システムをぶち壊したアメリカン・ニューシネマの旗手として一躍世界の注目を集めたデニス・ホッパー。彼は監督第2作として、“映画とは何か”を問う問題作「ラストムービー」に取りかかる。ピーター・フォンダ、トーマス・ミリアン、ミシェル・フィリップス、サミュエル・フラーなど豪華出演陣を起用し、撮影をペルーの山村で実施。そのフィルムをニューメキシコ州のD・H・ロレンスの元別荘に持ち込んだホッパーは、1年以上かけて編集作業に没頭する。そこへドキュメンタリー映画を撮りたいと現れたのが、当時、写真家として活躍していたローレンス・シラーと後に「パリ、テキサス」などで脚本家として活躍するL・M・キット・カーソンだった。2人を迎えたホッパーは、ドキュメンタリー映画の製作を拒否。代わりに「『ラストムービー』を作っているデニス・ホッパーを、デニス・ホッパー自身が演じる映画」を提案する。こうして、チャールズ・マンソンのような長髪&髭スタイルのホッパーが、砂漠で哲学を語り、編集作業に悩み、議論し、カメラの前でマリファナたばこを巻き、ライフルや拳銃を撃ちまくり、バスタブで3Pを繰り広げ、住宅街を全裸で闊歩することとなる……。そこに描かれているのは、果たして本当のデニス・ホッパーなのか、それとも、演じている虚飾のデニス・ホッパーなのか……。
キャスト
スタッフ
監督、脚本、製作、撮影
ローレンス・シラー
監督、脚本
L・M・キット・カーソン
脚本
デニス・ホッパー
製作
ロバート・セイ
製作総指揮
ジェイソン・G・ブレント
撮影
チャック・レヴィ
宣伝
岩井秀世
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作品データ
[c]キネマ旬報社